~心理学×心身医学×エビデンスに基づいた心の仕組みによる~
こんにちは、人生に喜びを循環させる メンタルコーチの 杏(アンジュ)です。
「また、体の関節が痛い・・・」
朝起きたとき、そう感じることはありませんか
私も含め、わりと中高年の女性の方から多いご相談になります。
痛みがあると、好きなことができなかったり、友達や家族との楽しい時間も台無しになったりしますよね。
なぜ同じ痛みでも、前向きに生きられる人と落ち込む人がいるの?

でも不思議なことに、症状の重篤な方は別として、同じように痛みがある人でも、明るく前向きに過ごせる人と、痛みによって毎日がつらくなってしまう人がいます。
どうしてこんな違いが生まれるのでしょう?
痛みとの向き合い方で、あなたの毎日はぐっと変わります!
もちろん病院の治療は大切です。
でも心の持ち方も大切にすることで、痛みがあっても、こころ穏やかに楽しい毎日を送ることができるんです。
「痛みの正体」を知る:体の痛みと心で感じる痛みの違い
なぜかというと
痛みには「体で感じる部分」と「心で感じる部分」の2つがあるからなんです。
(神経科学や心理学の分野の)研究によると、私たちの脳は痛みを感じるとき、その人の気持ちによって痛みの強さを変えることができるそうです。
不安な気持ちでいると、同じ痛みでもより強く感じてしまうんですね。
そこで、少しだけ、痛みの2つの側面についてお話しします。
「体で感じる痛み」は、体のセンサーが感じる痛みで、傷ついた場所から脳に「痛いよ!」という信号が送られます。
これは体を守るための大切な警告システムです。
「心で感じる痛み」は、脳が痛みをどう解釈するかという「意味づけられた痛み」です。
例えば楽しい遊びに夢中で、擦り傷に気づかないこと、ありますよね。
同じケガでも、状況や気持ちで痛みの感じ方が変わってきます。
大切なポイントは、両方の痛みは常に関係し合っているということです。
心の状態が良いと、体の痛みも和らぐことがありますし、逆に不安や心配が強いと、体の痛みも強く感じる傾向にあるようです。
また「痛いのが怖い」という気持ちが強いと、体を動かすのをやめてしまい、それが筋肉の弱さや関節の硬さを引き起こして、さらに痛みが強くなる
そんな悪いサイクルにはまることも・・・

「痛いの悪循環を断ち切る」:心と体のつながりを活かした新しいアプローチ
田中さん(42歳・女性)は、病院で「関節炎」と言われたそうです。
薬をもらったり、長年治療を続けていましたが、それでも痛みは完全には消えませんでした。
「もう好きな旅行も行けないのかな」
「これからもっと悪くなるんじゃないか」
そんな心配から、だんだん外出も減って、友達との食事も断るようになりました。
そんなとき、友人に勧められ、半信半疑で私のところへご相談にこられました。
カウンセリングやセッションは、治療などの医療行為ではないことをお伝えして
「どうして気持ちと痛みがつながるのか」わかりやすくお話しました。
そして、どんなときに痛くなるのか
ご自身で「メモを取って痛みのパターンに気づかれていったり」
楽しいことや夢中になっているときは、脳が痛みを和らげる物質を出すお話をして
「先の楽しい計画を立てたり」して、それを実行されていきました。
もちろん、東洋医学や心身医学的な観点からもアプローチ!
エビデンスに基づいた心の仕組みを使って
「心のもやもやの解消」
「行動をさまたげるブレーキを解除する」
お手伝いもしました。
田中さんご自身でも、いろいろ気づかれることや、思い当たることがあったようです。
3ヶ月後、田中さんはこう話してくれました。
「痛みがすっかりなくなったわけじゃないんです。
でも、痛みに対する見方が変わりました。
そのせいか、痛みを忘れている時間が増えています。
大好きな旅行も、短い時間から始めてみようと思えるようになりました」
病院での治療は続けながらも、心のケアによって、田中さんは「痛みに振り回される毎日」から「痛みを味方にする毎日」へと変わっていったのです。
「痛みに振り回される日々から」‐あなたらしい笑顔を取り戻す
病気は、まずは専門のお医者さんの治療を受けることが一番大切です。
そして同時に、心のケアも取り入れることで、痛みとの向き合い方が変わり、毎日がぐっと明るくなることがあります。
痛みがあっても、あなたらしい毎日を取り戻すことはできます。
痛みは敵ではなく、本当のあなたからの大切なメッセージなのかもしれません。

「でも、どうやって始めたらいいのかな?」
そんなあなたのために、笑顔を取り戻せる小さなコツをお伝えしています。
治療はできませんが
あなたらしい毎日を取り戻し、穏やかで幸せな毎日をデザインするお手伝いをさせていただきます。
まずは気軽にお話からはじめませんか?