プロフィール

~心理学×心身医学×エビデンスに基づいた心の仕組みによる~

こんにちは
メンタルコーチ・心理セラピストの 杏(アンジュ)です。
私も、あなたと同じように悩んできた一人です。

小さな頃から「自分だけが変なのかな?」そんな思いを抱えながら過ごしてきました。

人間関係での戸惑い、心のどこかにある寂しさ、それにより引き起こされる数々の悩みや体の不調。
そして「どうしてこんなに生きづらさを感じるのだろう」と悩みながら答えを探していました。

周りの人の気持ちや空気を敏感に感じ取ってしまう性質もあり、こころの病、原因不明の体調不良は、40代半ばまで抱えながら生きてきました。

例えば、こんな経験はありませんか?

HSPの特徴として
・満員電車で周りの方々のイライラが痛いほど伝わってきて、体が緊張する
・オフィスで同僚の言葉の裏にある本当の気持ちまで感じ取ってしまう

アダルトチルドレンの行動パターンとして
・「完璧でなければ」と思い込み、些細なミスで自分を責めてしまう
・「良い子」でいなければと、自分の気持ちを押し殺してしまう

共依存的な関係性の例として
・相手のために頑張りすぎて、自分の限界を超えてしまう
・「No」が言えず、無理な要求も断れない

そして、こころに不調をかかえているとき、それをうまく言葉にできないことがあります。
そんなとき、私たちの体は、様々な形で「何かがおかしいよ」という体の不調というメッセージを送ってきます。

本来の自分らしい生き方をしたい・・・
もっと自由に自分を表現していきたい…
でも、何かが引っかかって前に進めない・・・

そんな感覚、きっとみなさんも覚えがあるのではないでしょうか?

私自身も救われた「エビデンスに基づいた心の仕組み」を理解することで、あなたらしい人生を、こころと体の両方からアプローチしながらご一緒に踏み出しませんか?

たった一歩の勇気で、人生は大きく変わり始めます。
あなたの中に眠る本来の輝きを、今、取り戻しましょう。

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ここから少し長めのプロフィール↓お時間があれば

-「愛されるために良い子でいなければ」- 幼い心に刻まれたトラウマ

随分昔のことなので忘れていたのですが(笑)
私の心の奥底には、長い間、誰にも見せることのなかった思い出があります。
たった3歳の時のこと、いたずらをした私は押し入れに閉じ込められてしまいました。

真っ暗な空間の中で、外から聞こえてくる家族の楽しそうな声。
「ここから出して」と泣き続けた私の小さな胸に、深く刻まれたメッセージがありました。

「悪い子は愛されない」

この瞬間から、私の心には目に見えない不安が住みついたのです。

「愛されるためには、いい子でいなければ」

この思いは、私自身も気づかないうちに心の奥深くに根付いて、その後の人生の土台となっていきました。

今、振り返ってみると、あの時の体験が、私の中の「完璧でなければならない」という思いの始まりだったのかもしれません。

きっと、あなたにも似たような経験がありませんか?

-「誰も助けてくれない」 一人で耐えた子ども時代の痛み-

共働きの両親のもと、夕暮れになると母を見送る寂しさで胸が締め付けられる毎日。
なぜだか「自分は見捨てられた」という深い孤独感を感じていました。

幼稚園に転入した時のこと、楽しみにしていた遠足のグループ分けで、まだ友達がいなかった私は、どのグループにも入れてもらえませんでした。

一人で隠れるように楽しみにしていたお弁当を食べた時の「寂しさ、悲しさ」
そして、なぜか「こんな自分が恥ずかしい」という気持ちまで感じていました。

それ以来、学校での班分けの時は「また仲間に入れてもらえないかもしれない」という不安が常につきまとうようになりました。

小学校に入学して間もない頃の出来事は、今でも鮮明に覚えています。
クラスメートたちが輪になって私をからかい、笑い、はやし立てる。
幼い私の心の中で「どうしてこんなことをするの?」という問いと、何か不条理な世界への怒りのようなものがありました。

誰も助けてくれない。誰にも助けを求められない。
悲しくて、ショックで、頭の中が真っ白に。

あの暑い夏の日、学校からの帰り道。
一人うつむいて、声も出せずに流した涙。

そのとき「私は一人だ」という深い孤独感と
全身を槍でつつかれたかのようなひどい痛みを感じていました。

-「周りの感情が痛いほど伝わってくる」- 理解されない苦しみ

物心ついた頃から、私は人一倍敏感な子供でした。
周りの人の感情、言葉の裏側にある本当の気持ち、空気の微妙な変化これらが肌に直接触れるように感じられてしまうのです。

それを親しい人に相談しても「被害妄想が過ぎる」と言われ、そのたびに体が引き裂かれるような痛みを感じていました。

社会に出てからは、周りの言葉や雰囲気が、まるで石を投げられたかのような痛みとなって体に響いてきました。

特に印象に残っているのは、治療院を経営していた時の不思議な体験です。

前の日の夜に原因不明の体調不良を感じると、翌日には全く同じ症状のクライアントの方が来院されることが何度もありました。

自分の体が、その方と同じような痛みを感じながらも、プロとしての私は、何事もないような顔をして、笑顔で施術を続けていました。

あるとき、スタッフ間の関係でこんなこともありました。
仲の悪いスタッフたちが交わした筆談の内容を、後で捨てられた紙で見つけた時、その強い感情をすでに感じ取っていたことに気がついたんです。

まるで、空気中に漂う感情を直接読み取っているかのように。

明るすぎる光、強すぎる香り、突然のサイレンの音、大きな声、争い…
これらの刺激に圧倒され、ただ、ただ一人になれる場所をいつも求めていました。

-「私には居場所がない」- 迷い続けた20代の日々

「誰にも分かってもらえない」「私って、やっぱり周りと違うのかな」

「人とうまく関われない」「私は、だめな人間なのかも」

現実との繋がりが薄れていくような不思議な感覚。

道を歩いていても、まるで夢の中を歩いているような、この世界に自分が本当には存在していないような感覚を抱えながら過ごしていました。

心はいつも沈んでいて、「もう、生きていたくない」「ここじゃない、どこか遠くへ行きたい」という思いが、頭の中をぐるぐると回り続けていました。

この苦しみから抜け出したくて、答えを求めてインドへ旅に出たり、瞑想や様々な心理療法を学んだりしました。

でも、かえって心も体も一層敏感になってしまい、生きづらさはなかなか消えませんでした。

生活のために派遣社員として、企業で掛け持ちの仕事をしたりもしました。
でも会社の決まり事や人間関係に縛られることがとても苦しくて、体はいつも限界を感じていました。

仕事から帰ると、玄関で力尽きたように倒れ込んで、しばらく動けないこともありました。

「普通の会社員として働くことは、私には無理かもしれない」
「これから先、どうやって生きていけばいいんだろう」
「誰も頼れる人がいない」

そんな不安と心配で、いつも胸がいっぱいでした。

-30代「誰かのために生きて、自分を見失う日々」心身の疲弊-

長年、私は生きづらさの答えをスピリチュアルや哲学、心理学などに求め続けていました。
ですが、なかなか解決の糸口は見えませんでした。

ある日のこと。
人間関係でとても辛い出来事があり、心も体もボロボロになりながら、夕暮れの帰り道を歩いていました。

「このままじゃダメだ。何も変わらない!」という強い思いが突然湧き上がってきました。
そして決意しました。


「もう何も感じないようにしよう、自分の繊細な部分を全部、奥底にしまい込もう」と。

それからは、自分の感覚を意識的に鈍らせ、できるだけ感じないようにして生きていきました。
施術家としての仕事、セミナースタッフ、サロンやレストランの運営…
たくさんのことに挑戦して、一見うまくいっているように見えたようです。

でも実は、いつも自分のことは後回しにして、クライアントさん、スタッフさん、両親など周りの人、他者を優先する生き方をしていました。

本当は自分が何を感じているのか、何を望んでいるのか?
そんなことを考えないように、無意識のうちに目を背けていたんです。

誰かの笑顔のために自分を犠牲にして、「大丈夫?」と聞かれるたびに「大丈夫です」と、反射的に笑顔で答える・・・

その裏で、体と心は悲鳴を上げていました。
でも、それに気づくことさえできなかったのです。

-40代後半「信頼していた人からの裏切り」-人生最大の危機

そして40代後半、事業でのトラブルと、心を開いて信頼していたスタッフからの裏切りで、私は心身ともに限界を迎えることになりました。

最初は店舗の立ち退き問題から始まった様々なトラブル。
なんとか乗り越えようと必死でした。

経済的な損失はとても大きかったのですが、たくさんの大切なお客様が支えてくださっていたので、「またゼロから始められる、きっと大丈夫」そう信じていました。

でも、毎日一緒に働き、家族のように信頼していた人からの裏切りは、大きなハンマーで体を打ち倒されたかのような衝撃でした。

何物にも代えがたい、深い傷となったのです。

少し想像してみてください。
あなたが毎日心を込めて向き合い、その成長と幸せを願っていた大切な仲間が、ある日突然、背中から刺すような行為をしたとき…。

それは単なるビジネス上の問題ではなく、私という存在そのものを否定されたような痛みでした。

「みんな、それぞれの人生があるのだから、仕方のないこと」
頭ではわかっていても、「これで人生は終わった」と思えるほどの暗闇の中にいました。
体調も崩れ、半年近く、寝込むような日々が続きました。

朝、目を開けることさえ苦痛でした。
携帯に届くその人からのメッセージ一つにも、胃が締め付けられる思いでした。

それは、大切な人を亡くしたような喪失感に近いものでした。

なぜなら信頼とは、私にとって自分の命を預けるにも等しい行為だったからです。
全てが裏目裏目とでるなか、いったん、すべてを終えようと(セミリタイヤ)決意します。

店じまいと跡片付けをしながら、長年通ってくれた大切なお客様を、独立希望のスタッフへと引き継ぎ、その新たな開店を見守って、自分は施術家の世界から完全に身を引くことにしました。

何十年も探求し続けてきた世界でしたが「これまでやってきたことは全部無駄だった?」
一抹の寂しさと後悔を感じながら・・・

それは、人生のひとつのステージが幕を閉じる瞬間でした。

もしあなたが、情熱を注いできた何かを、突然手放さなければならないとしたら。
それはまるで大切な人との別れのように、あるいは誠心誠意、心をこめて育てたものが根こそぎ奪われたような、心に穴が開くような感覚です。

「全てが終わった・・・」

それは多くの人が経験する”燃え尽き症候群”のような状態だったのかもしれません。
なんともいえない虚脱感。

年齢のせいか、体調の方は元に戻ることはなく、原因不明の疲労感に悩まされ、一日4時間くらいの活動、少し動いてはすぐ横になるような生活が続きました。
それは魂の疲労でした。

そんな中、ある友人から「生きていて、楽しい瞬間や幸せを感じる瞬間はあるだろう?」と聞かれ、私は言葉を失いました。

そのとき初めて気づいたのです。

私の人生から「喜び」や「幸せ」の感覚が抜け落ちていたことに

この気づきは、小さいながらも、長い暗闇の中での最初の光となりました。
その後、自分を大切にする時間を過ごす内に、少しずつ心が落ち着いていきました。

18歳の頃に諦めた夢、大学にも通い始め、医療系国家資格も取得。
大学併設の治療院では研修生として、好きな分野での研究や臨床活動もできました・・・

しかし、依然として、漠然とした孤独感や、人間関係への憧れと煩わしさ、生きづらさの感覚は抱えたままでした。

-50代「ようやく見つけた答え」 – 生きづらさからの解放

そして、ほとんど諦めかけていたこの頃、認知科学「エビデンスに基づいた心の仕組み」との出会いが、私の人生を変えました。

30年以上悩み続けた「生きづらさ」の原因が「科学的な視点」で理解できたのです。
「今まで自分が悪いと考えていたけれど、人間の脳がそういう働き方をするんだ!」

この気づきは、長年自分をしばる鎖から、いつのまにか解き放たれたような解放感をもたらしました。

HSPとしての感受性の強さ
アダルトチルドレンとしての行動パターン
共依存的な関係性への傾向

これらの問題に対する具体的な対処法を学び、相手の問題と自分の問題を分けられるようになり「私は私」という確かな自己を取り戻す経験は、自分の中に生きる力を与えてくれました。

-あなたへのメッセージ – 共に歩む未来へ

「ようやく出会えた、もっと早くに知りたかった!」でも、どん底を経験したからこそ、同じように悩む方々の気持ちに寄り添えると確信しています。 メンタルコーチ/杏(アンジュ)

現在は、10年以上のカウンセリング経験と(施術家としては30年以上)認知科学を取り入れたコーチングや心理技術を活かし、自己否定や生きづらさを抱える方々のサポートを行っています。

「エビデンスに基づいた心の仕組み」を理解することで、ご自身の本来の輝きを取り戻し、あなたらしい人生の第一歩を、ご一緒に踏み出しませんか?

理不尽な世界への憤り、自己否定、孤独感、生きづらさや体の不調・・・
私が経験したこれらの苦しみは、今、誰かの力になれる礎となっています。

たった一歩の勇気で、人生は大きく変わり始めます。私自身がその証人です。

~誰もが自分の価値を認め、才能を存分に発揮できる社会の実現を目指して~

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社会貢献活動
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・スポーツチーム支援 大学陸上競技部「メンタルサポート」
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